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商品紹介
稼働環境情報(2021/11/11記)
星見屋での発送前検証環境は以下の通りです
ASICameraDriver: v3.17 (21/9/6更新版)
ASIStudio : v1.5.3 (21/10/21更新版)
SharpCapture
4.0.8335.0 (21/11/09版)
SharpCapture
3.2 : 動きません
ASIASCOMDriver : v6.5.1.11 (21/10/21更新版)
SharpCapture 3.2、 4.0 : 接続確認のみ
FireCapture 2.7Beta : 接続確認、16Bitモードのみ
新しい情報が入り次第上記記載も更新してきます
ASI482MCは、2021年にZWO社から発売された最新のUSB3.0 OSC惑星撮影用カメラの一つです。ソニーのIMX482センサーを搭載したこのカメラは、5.8μmの大きなピクセルサイズ、USB2.0インターフェースとの互換性、51.5keの大きな飽和容量、非常に高い感度と読み出しノイズが超低ノイズであることなど、いくつかの非常に優れた特徴を持っています。このカメラは、惑星撮影用カメラ分野での長年の開発過程を経て、ZWO社の強力な製品となっています。
1/1.2”・200万画素センサー
IMX482センサーは、裏面照射型のCMOS構造を採用しています。解像度はIMX462とほぼ同じですが、センサーサイズが4倍になったことで、ピクセルサイズは5.8×5.8μmと大きくなっています。
センサーの縦横の長さは11.13mm×6.26mmで、対角の長さは12.86mmです。
SNR1s = 0.08lx
ソニーは、低照度下での画質を定量的に評価する指標として、「SNR1s [lx]」という単位を導入しています。SNR1s [lx]は、SNR(Signal to Noise Ratio)、1(ノイズ=1のときの信号レベルを表す)、s(Security)の頭文字をとったものです。この値が小さいほど、低照度時の画質が向上します。
5.8μmという大きなピクセルサイズにより、ASI482MCのSNR1s値は0.08lxと前例のない低さを実現しています。ASI385MCが0.13lxであるのに対し、このカメラは2倍近く改善されており、「The King of the Night」という素晴らしいニックネームが付けられております。
51.5keの飽和容量
ASI482MCは、51.5keの飽和容量を持ち、天体写真を撮る際は天体のディテールを豊かに映し出します。このことと、SNR1sが極めて低いことが相まって、データ取得の効率が非常に高くなっております。
そのためこのカメラは、太陽・月・惑星の撮影に特に有効であり、DSOラッキーイメージング(短時間で複数枚の写真を撮影し、重ねてSNRを向上させること)にも最適になっています。
さらに、上記の特徴のおかげで、ASI482MCはEAA(電子観望)カメラや全天カメラとしても理想的です。
HCGモード
ASI482MCにはHCGモードが内蔵されており、高ゲイン時には読み出しノイズを効果的に低減し、低ゲイン時には期待通りの広いダイナミックレンジを維持することができます。ゲインが80になると、HCGモードが自動的にオンになります。オンになると、読み出しノイズは急激に減少しますが、ダイナミックレンジは12段近くまで広がります。最小の読み出しノイズは1.5eとなっております。
量子効率
ASI482MCの量子効率のピーク値は530nmで85%になると推定されております。
USB3.0ポートとST4ポート
USB3.0ポート:ASI482MCは、他のASIカメラと同様に、USB3.0で電源供給と制御を行います。USB 3.0は5Gbの帯域幅によって、カメラをフル解像度(200万画素)で82.5fps(10ビット、ハイスピードモード)または57.5fps(12ビット、ノーマルモード)で動作させることができます。
ST4ポート:マウントのオートガイドポートに接続してガイドすることが可能です。
機械製図
同梱物