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QUARK FAQ集

発表以来、たくさんのお問い合わせを頂いているDayStar QUARKですが、気になる点や疑問に思う点については、いくつかの共通点があることが分かりました。商品説明だけでは不足しているところがあるところなどは、このようなお問い合わせを通じて気が付くところでもあります。
そこで、頂いた質問の中から共通したものについてFAQ(よくある質問)集としてまとめてみました。

Q1.鏡筒前面に減光用フィルターを装着しなくて危険ではないのか?
A1.
 ダイアゴナル前に装着するUV/IRカットフィルターとQUARKに装着されているブロッキング
 フィルターにより不要な波長や余分な光量はカットされるので、接眼部から覗く際には充分に
 減光された、安全な太陽像が観望可能です。
 しっかりとした接眼部にしっかりとダイアゴナル、QUARKを装着することで、不意の脱落や
 操作ミスによる落下を防ぎ、安全性をさらに高めることができます。
 なお、初心者を含む不特定多数が対象の観望会等の場では、管理者、責任者が常時そばにいて
 QUARKが外れたり脱落した状態で太陽が覗かれてしまわないように、安全の確保には責任を
 持って展示、実演などを行ってください。


Q2.鏡筒内に熱が蓄積されて空気の揺らぎなどが発生しないのか?
A2.
 対物レンズで通過した光とともに熱線も鏡筒内で焦点位置に向けて収束していきますが、
 UV/IRカットフィルターを装着するダイアゴナル先端は焦点位置からかなり離れており、
 光束が集約して発熱するようなことはありません。UV/IRカットフィルターにより
 反射されることで、大部分の熱エネルギーは対物レンズの外側に誘導(排出?)される、
 と理解しています。
 ただ、長時間太陽を観望していた場合、鏡筒が暖められてしまう場合があり、そのような
 ときには 鏡筒そのものがシンチレーション悪化の原因となると考えられます。


Q3.ダイアゴナルは必須なのか?
A3.
 星見屋では、QUARKを使って太陽を眼視観測する際にダイアゴナルの使用を勧めています。
 カメラを使った撮影だけを行う際にはダイアゴナルは必須ではななく、UV/IRカットフィルター
 が取り付け可能な2インチ延長筒などのスペーサーを使用してそこにUV/IRカットフィルターを
 取付ければ大丈夫です。
 ただし、眼視観測、観望の際にはダイアゴナルが無いと視線の方向が太陽方向になるので、
 アイピースを覗く際に太陽が眩しくて、とてもじゃないけど見ていられないことになります。
 この場合にはダイアゴナルはほぼ必須と考えています。
 
Q4.12センチ以下の望遠鏡でもERFは必要なのか?
A4.
 12センチ以下の屈折望遠鏡の場合、Daystar社のガイドラインでは専用のERFは必要として
 いません。ただし、ペッツバールタイプのものや油分離式の対物レンズを持つなどで望遠鏡の
 オーナーがレンズに紫外線を当てないようにすることを望んだ場合、Daystar社では12センチ
 超の望遠鏡の場合と同じようにERFを受注生産します。

Q5.太陽の全景が見たい
A5.
 焦点距離400mm程度の望遠鏡にQAURKを装着し、Lavendura30mmのアイピースで観望すると
 太陽の全景が観望可能です

Q6.以降随時追加