店長南口(プラス協力者の皆様)が日本語化した海外フリーソフトのご紹介
・AstroPhotograpyTool デモ版 (以下APT)
ブルガリアの
Ivaylo Stoynov さんが作成した統合天体撮影用ソフトウェアです。世界中にユーザーがいて常に改善が進んでいます。
こちらはフルバージョン用のキーファイルを
星見屋でも販売していますが、フリーのデモ版でもかなりの機能が使えます。デモ版で使い方をマスターしてから有償版に切り替えるのがお得な方法でしょう。 デモ版ダウンロードは
こちらから
「Download the Demo version」
をクリックして下さい。
画面構成は英語ですが、ToolTipというバルーンヘルプが日本語化してダウンロード可能になっています。
上記のダウンロードページの一つ下のセクションにある表の中から”Japanese” の行の
Downloadというリンクからダウンロードしてください。
これをATPのインストールされているフォルダーの中にコピーすればOKです。
APTはASCOMで赤道儀と接続することで自動導入が行えますが、その際のターゲットとなる恒星についてのデータベースも日本語化しています。
ObjectBrowserJP.zip
からダウンロードしてください。
これをATPのインストールされているフォルダーの中にコピーしてください。
APTの日本語化に関しては、「T.Sugiyama」様の絶大なご協力を頂きました。この場を借りてお礼申し上げます
・All Sky Plate Solver (以下ASPS)
イタリアの
Giovanni Benintende さんが作成したPlate Solving
(天体位置解析)ソフトウェアです。単独でも使用できますし、上記のAPTと連携して使用することもできます。
完全にフリーのソフトウェアです。
こちらのページの一番下「Download All Sky Plate Solver」ボタンからダウンロードしてください。
Plate Solvingは撮影した画像から画像の天球上の位置を決定するものです。
直近のバージョンでは、極軸設定にも使える機能が追加されました。
このソフトが持つ機能をフルに動作させるためにはASCOM接続した赤道儀とASCOM接続したカメラが必要です。
他のソフトと連携させる際には必ずしもASCOMは必要ありません。
イタリア語ですが、概要を解説する動画があります
https://youtu.be/idJ1R47akqU
言葉はわからなくてもなんとなくわかると思います。その程度の理解でも何となく使えるソフトです。
APTと連携したときには、自動導入した後の微調整をクリック一つで行うことができます。
日本製の何万円もするソフトとほぼ同等の機能がフリーソフトだけでできてしまう、この素晴らしさをぜひ知ってほしいですね。
ほかにもあるのですが、それはまた時機を見て加筆します