FalconRotaterが進化しました
開口径はより大きく、厚み(消費光路長)はより小さく
Falcon RotatorV2
Falcon Rotator v2 は、軽量で薄型のデザインが印象的な、当社の新しい大口径 (M68) カメラ フィールド ローテーターです。スリムなプロファイルにもかかわらず、重い画像列でも管理し、正確に配置できる優れた機能を備えています。
Falcon Rotator v2 は、クラシック ASCOM、ネイティブ ASCOM Alpaca ドライバー、および Unity プラットフォーム ソフトウェアとの互換性により、シームレスな操作が可能です。このユーザー フレンドリーな設計により、カメラ フィールドを自動的かつ正確に方向付けるプロセスが簡素化され、天体写真撮影の作業が大幅に便利かつ効率的になります。
薄型/M68ネジ穴
回転装置の厚みは18mm(0.7インチ)です。
M54-M48アダプターを使った場合、フランジバックは1mm伸びます。(18+1=19mm)
重さは700gで、回転装置の接合部は望遠鏡側・カメラ側の両方ともM54*0.75です。
接合部用アダプター(同梱物)
望遠鏡側・カメラ側の両方に付属のアダプターが同梱します。
・望遠鏡側:M54雄ネジ-2インチノーズピース(厚さ1.5mm)
・カメラ側:M54雄ネジ-M48雄ネジ(厚さ2.0mm)
アダプターについて詳しくは
こちらから。
カメラ側のM54アダプターは約1mm突き出ています。(そのため実際のフランジバックは18+1=19mmとなります。)
接続図は以下のようになります。

ノーズピースとM54アダプターの両方を使った場合、合計は22.5mmのフランジバックとなります。(ノーズピース1.5mm+回転装置19m+ M54-M48アダプター2mm)
高精度な回転
回転装置には強力なギア式・低バックラッシュのステッピングモーターが使われているため、目的の角度で正確に固定することができます。
また、フォーカサー内部の機構により、全周のどの位置においてもたわまないことを保証します。
定格荷重
Falcon Rotatorは6Kg(13.2ポンド)の撮影機材でテスト済みです。
また、6つのステンレススチール製のベアリングによって、たわみを発生させず高い負荷を容易に扱うことができます。
ケーブルの巻き付き防止
通常は時計回りに回りますが、220度以上回るときは、反時計回りに回転するようになっているため、ケーブルの巻き付きや挟み込みを防止します。
オプションのアダプターもご利用いただけます
詳細は
こちらから。
Alt/Azマウント用デローテーション(経緯台用画角回転補正)対応
回転装置の機械的精度が高いため、経緯台の画角回転に合わせて画角を回転させることができます。付属のソフトウェアが観測地の緯度、天体の高度と方位に基づいて回転率(RoR)を計算します。
ASCOMとINDIに対応しています。
回転装置は最新のASCOM6.5に対応しています。
INDIは最新のINDI(現在ナイトリービルド)によってサポートされています。
スタンドアローンソフトウェア
Falcon RotatorはWindowsのスタンドアローンソフトウェアによって制御できます。
同梱物
・Falcon Rotator
・M54雄ネジ-2インチノーズピース
・M54雄ネジ-M48雄ネジ
・USB TypeBケーブル(1.8m)
・シガーライター-2.1mmプラグ (3Aヒューズ付き)
寸法
単位はmm
仕様
大きさ 180mm×140mm×56mm
材質 ブルーアルマイト
有効開口 54mm(2.13インチ)
1度あたりのステップ数 86.6ステップ/1度 (31192ステップ/360度)
定格負荷 6Kg(13.2ポンド)
望遠鏡用アダプター M54*0.75雄ネジ-2インチノーズピース(付属品)
カメラ用アダプター M54*0.75雄ネジ-M48*0.75雄ネジ
フランジバック 18mm(0.7インチ) (M54アダプターを使った場合1mm伸びます)
重さ 0.7Kg(1.54ポンド)
接続 USB2.0
運用電力 12V・1A